■公益活動について

1.防疫に関する相談

ワクチンに関する副作用や効果に係る相談を実施しています。

また、ネズミ、ハチ、その他昆虫等に関する相談に基づく生息調査、防除等を実施しています。

相談受付件数は、合計272件。この内訳は、ワクチン:14件、予防接種:12件、ネズミ:4件、

ゴキブリ:4件、ハチ:214件、その他昆虫:17件、その他:7件です。(令和5年度)

2.国有ワクチン等の供給などの大阪府の代行業務

当協会設立当初より、国有ワクチン等について大阪府の代行業務を行い、安定供給に努めてまいりましたが、1988年、大阪府からの協力要請に基づき、非常時に迅速・適格な供給を行なうための体制を、新たに確立しました。

大阪府の国有ワクチン等供給体制はこちら

3.防疫思想及び防疫知識の普及啓発

公衆衛生思想のさらなる普及啓発を図るため、機関紙「makoto」を年4回発行し、各方面に広く配布を

行うとともに、講演会を開催しています。

また、ホームページを随時改訂し、機関紙の啓発内容、その他ワクチン・ネズミ・昆虫等に関する情報を

発信しています。また、公衆衛生関係事業を実施している他団体との連携を図るなどして防疫思想の普及

向上に努めています。

【 機関紙「makoto」の発行 】

機関紙「makoto」の発行時期及び部数

発行時期: 4月、7月、10月、1月

発行部数: 各号2000部

大阪大学附属図書館学術情報庫OUKA(大阪大学の機関リポジトリ)においても、機関誌「makoto」全号(創刊号~現在号)が登録・公開されています。 

【 講演会の開催 】

ストップ結核パートナーシップ関西、一般財団法人大阪府結核予防会と共同で講演会を開催しています。

公益社団法人日本WHO協会と共同で講演会を開催しています。

【 事業参画

公益社団法人WHO協会主催の「医療従事者応援はがき

プロジェクト」事業に参画しています。

【 ホームページの更新 】

ホームページの掲載内容は、機関紙「makoto」の紙上啓発内容、講演会の開催内容、ワクチン・ネズミ・昆虫等に

関する情報を提供しています。


4.防疫に関する調査ならびに研究

ネズミ・昆虫等に関する生息調査、昆虫等の同定、効果的な防除等を実施し、環境に配慮した総合的な

防除方法等について調査・研究を実施しています。

5.その他

簡易専用水道の定期検査についてパンフレットによる周知・啓発や、大阪府が実施するゴキブリ駆除強調

月間(6月)、セアカゴケグモ等対策月間(7月~8月)、総合ねずみ駆除強調月間(1~2月)に協賛し、

協力しています。

当協会は、公衆衛生の向上に寄与した功績をもって、内閣総理大臣、厚生大臣、大阪府知事等から表彰を受けております。